- せんし
- I
せんし【先史】文字が使用される以前の時代。 有史以前。 史前。IIせんし【先師】〔古くは「せんじ」とも〕(1)死んだ先生。 死んだ師匠。(2)前代の賢人。IIIせんし【剪枝】木の枝を切ること。IVせんし【剪紙】切り紙細工。 切り紙絵。Vせんし【千思】いろいろに思うこと。 また, その思い。VIせんし【宣賜】勅宣によって賜ること。VIIせんし【専使】ある事のために特別に派遣する使者。 特使。VIII
「伊予国より~はせ来つて/太平記 22」
せんし【専恣・擅恣】ほしいままにすること。 専横。IX「人或は之を~の処分と云ふ/明六雑誌 6」
せんし【戦史】〔原題 (ギリシヤ) Historiai「歴史」とも〕歴史書。 八巻。 ツキディデス著。 ペロポネソス戦争((前431-前404))の経過を開戦前から前411年の途中まで編年体で記す。 未完。Xせんし【戦史】戦争の歴史。 戦争の記録。XIせんし【戦士】(1)戦場で戦う者。 兵士。(2)生存競争の激しい事業などの第一線で活動している人。XII「企業~」
せんし【戦死】兵士が戦闘によって死ぬこと。 うちじに。XIII「南方で~する」「~者」
せんし【染指】物事に着手すること。 関係すること。XIV「已に校勘の業に~してゐた/伊沢蘭軒(鴎外)」
せんし【栓子】塞栓(センソク)をおこすもの。XVせんし【潜思】心をしずめて深く考えること。XVI「闃然(ゲキゼン)寂静なる裡に~黙想せば/日本風景論(重昂)」
せんし【瞻視】見ること。 また, その目つき。XVIIせんし【穿刺】腹水などの体液や, 組織・細胞を採取するために体に針を刺すこと。XVIIIせんし【賤視】見下して見ること。 蔑視(ベツシ)。XIXせんし【遷徙】うつること。 うつすこと。XX「其の土人を南方色丹(シコタン)島に~せしむや/日本風景論(重昂)」
せんし【選士】(1)選抜された人。(2)奈良・平安時代, 大宰府の下で, 土豪の子弟から選ばれて国防・警備に当たった兵士。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.